準備が9割!あがり症でも講師になれる「実践型アロマ講座」の専門家、井上早苗です。
私はこれまで20年以上アロマテラピーに関わり、小さいながらも、アロマスクール、アロマショップ、アロマサロンを経営、セラピストとしては1万回以上の施術、講師としては、自社スクール、幼稚園~専門学校、地方団体などへの出張講座も含め、累計612回の講座を行い、毎日忙しく過ごしていました。

アロマでご飯を食べていきたい方にとっては羨ましい環境ですか?
でも私は働き方を改革し、今までの講座を減らし、長年の経験を活かした新たな専門分野を取り入れることに!
それはなぜか?
人生山あり谷あり!
私は、若くして結婚、お互いが未熟だったため、2人目を産んですぐ離婚し、身体を休める間もなく仕事を始めて、子供の成長に合わせ「転職」を繰り返しました。
昼夜問わず、がむしゃらに働き続けた結果、2人の子供達の可愛い時期の記憶がほとんどありません。
私が今だに一番残念に思っている事です。
お金がなくて辛い想いはさせたくないと頑張ったはずなのに、時間が経っても尚、無駄に頑張りすぎて日常を犠牲にした事にこんな後悔が残るとは思ってもみませんでした。
小さかった子供も小学校高学年になり私もめでたく再婚、新たな家族と落ち着いたころ、アロマテラピーの魅力にハマり、アロマセラピスト業を行いながら、みんなにもっとアロマを広めたい!と、奮起。
様々な考えを知りたいと、いろんな先生の元でアロマテラピーを猛勉強し、
晴れて念願の講師業を開始することになりました。
知識があれば、資格があれば講師になれると思っていたのです。
初の講師依頼!ところが・・・
初仕事は、友人としてもお付き合いのある女性経営者の方から、ブラッシュアップ講座でアロマを教えてほしい、と頼まれたこと。
私への応援の気持ちも含まれていたと思います。
そんな愛ある棚からぼた餅話をいただき、私は「やったー!」と大喜びしたか。と、言うと・・。
「うまくできるだろうか。」「もっとちゃんとできるようになってからの方がいいかな(いつできるんだって話ですけどね)」と、急にプレッシャーがかかり、毎日かなりのストレスを感じながら
覚えた事を全部伝えないと!完璧にしないと!と、目くじら立ててパソコンに向かい、あれもこれもと膨大な情報を載せたプリントをせっせと作っていました。
(なぜか?ラーメンのカロリーとかまで載せてたような記憶があります)
日が迫ってくると、なんならキャンセルになってくれないかな・・・なんて思ったりして・・・ほんとかなりバチ当たりですよね。
でもあがり症の方ならわかってくれるはずです。
そしていよいよ当日、案の定緊張のあまりプリントを棒読み、メリハリのない時間だけが過ぎていきました。
時間配分など考えてなかったので、終了時間が1時間オーバーしているのも気づかない有様。
その日は2部制のレッスンだったのに、私のせいで次の先生の講座時間が大幅に減ってしまうという大ハプニング。
「アロマって楽しいね」
そう思って欲しいだけなのに、その後もなかなか納得のいく講座が出来ませんでした。
アロマの勉強だけではなく、他の勉強も必要だった!
しかし、落ち込んでいてもなにも変わらない!と奮起し、さまざまな角度から研究を始め、
*一番緊張する最初の3分克服法
*クイズ方式
*たとえ話10選
など、老若男女の皆様にわかりやすい実践型に変更。
更に
*時間配分のシミュレーション
*パソコンが苦手でも出来る、簡単で見やすいオリジナルテキスト作り
も行い、準備9割を前もって仕上げておく講座法を確立しました。
その後、ありがたいことにたくさんの受講生さんに恵まれたものの、
今度は、仕事としての一歩が踏み出せず、せっかく取得したアロマ資格を活かせていない受講生さん達が多数いることが判明。
公益社団法人日本アロマ環境協会の市場調査でも、資格を取った後アロマを仕事としている人は13%、自分の仕事に活かすことができた人は34%、と、
とても低い結果となっていました。
生徒の皆様は神様?!毎日がとても忙しく充実していて幸せ?
では13%の中の一人である、アロマを仕事としていて一見うまくいっているように見える私はと言うと・・・
*講座の時間変更何回でも可
*5時間のマンツーマン講座、当日ドタキャンでもキャンセル料なし
*「お金儲けじゃないから」と、低価格でのクラフト教室で自己満足、利益なし
*同じ受講生さんからしょっちゅうかかってくるプライベートのグチ電話(1時間以上)に快く対応
・・・これ、誰が悪いですか?
ドタキャンした人?
しょっちゅう電話してくる人?
いえいえ、全部「私が悪い」ですよね。
講座ができるようになったのはいいものの、今度はちゃんとアロマをビジネスとして捉えずに公私混同。
キャンセルポリシーを設けず、過剰なサービス対応をしてしまった結果、プライベートそっちのけで、一人で夜中まで働き続けたり、準備をしたり、話を聞いたり・・・。
さすがに体調も悪くなることが多くなり、一番後悔していたはずの過去の自分と同じようにかなりの時間が犠牲になってしまっていることに気付き始めたころ、夫に「入院代を稼いでるの?」とぼそっと言われたことが最後の一押しになり、働き方を大きく見直しました。

やっとプロのアロマ講師になれました!
それにより得た時間と、今まで長年のアロマ業で得た経験を、
*アロマをちゃんとビジネスにできない
*貴重な有限時間を上手く使えない
*私と同じくあがり症でITオンチ
など、「アロマ講師として一歩を踏み出せない」方の苦手分野を克服するためのお手伝いに使いたいと思います。
共感していただける方
私と一緒に好きな事を仕事にしませんか!
最後までお読みいただきありがとうございました。
準備が9割!あがり症でも講師になれる「実践型アロマ講座」の専門家
井上早苗
